村井國夫さん、潘めぐみさん、森川智之さん日本版声優に決定
マーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が2月14日(金)より日米同時公開となります。
この度、“新”キャップの前にレッドハルクと化して立ちはだかるアメリカ大統領ロス(演:ハリソン・フォード)の日本版声優に村井國夫さんが決定。さらに、新キャラクターである元ブラック・ウィドウのルース役に潘めぐみさんが決定。そして、すべてが謎に包まれた役柄サミュエル・スターンズ役に森川智之さんの実に約17年ぶりの続投も決定しました。
元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムですが、正義の象徴キャプテン・アメリカの重圧を背負うことを決意し、“正義の盾”をかかげ、“鋼の翼”で空を駆け巡り、強大な敵へ立ち向かっていきます。
ある日、米大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展していきます。
混乱を食い止めようとするサムにレッドハルクへ変貌して襲いかかるロスを演じる村井さんは、「インディ・ジョーンズ」シリーズなどの映画で約40年もの間ハリソンの声を務め、ハリソンも公認のレジェンドです。
今回の決定について、村井さんは「前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。とても今回の作品は意味深いものでした。」と感慨深く語りました。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初参戦のハリソンは、レッドハルクに変貌した途端、噴火のような咆哮をあげ、今までになく凶暴な役を務めています。果たしてこの暴走をサムは止めることができるのか。そして世界を巻き込んだその戦いの裏には、恐るべき陰謀が隠されていて―。
そして、ロスの側近の政府高官を務めるルース(演:シーラ・ハース)を演じるのが潘めぐみさん。ルースという人物は、ナターシャ・ロマノフと同じ元“ブラック・ウィドウ”で、圧倒的な戦闘能力、作戦遂行能力を誇ります。
潘さんは、「ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました。」と説明します。
さらに、謎に満ちた存在がもうひとり…『インクレディブル・ハルク』(08)にも登場した男サミュエル・スターンズ(演:ティム・ブレイク・ネルソン)です。
森川さんが約17年ぶりに再演するサミュエルというキャラクターについて、「いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです!本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです…彼がどう物語にかかわって来るのか…もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!」とそのトップシークレットぶりを語りました。
村井さんは「とても美しい。それでやっぱりスマートだし。セリフなんか聞いてても実にいい感じですね。だから、そういう意味では本当にニューヒーローとして、これからずっとおやりになっていくでしょう。」、潘さんは「盾と翼は、彼の心根にも寄り添ってくれているような気がします。誰かのために駆けつけ、断ち切り、守るための戦う力というか。そして、どんなときも彼を信じたくなる。そんな人間力も魅力的です。」、森川さんは「もし一緒にたたかうようなことがあれば、喜んで背中を預けられる、信頼できる魅力的なキャラクターだと思いますし、たたかい方もスピーディーでスタイリッシュ!それに冷静でもあるので、皆を引っぱりまとめるリーダー的な存在ではないでしょうか。」と、それぞれ新キャップへの熱烈なコメントを寄せています。
果たして、キャプテン・アメリカは“世界の暴走”を止めることができるのか。各国の対立は混迷を極め、平岳大さん(「SHOGUN 将軍」)演じる日本の首相・尾崎の思惑も絡み合っていくが―究極の空中戦で繰り広げるサスペンス・アクション超大作がまもなく、空高く飛翔します。
■日本版声優コメント全文
サディアス・ロス(レッドハルク)役:村井國夫さん
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―ハリソン・フォードの吹替を担当することが決まった際の率直な気持ち
前のインディ・ジョーンズの最終章でハリソンさんとの関係もこれで終わりかなと思ったら、こういうふうに新しい作品をやることができて、それも元気なハリソンさんの姿を見て驚きました。本当に元気で、とても素敵な表情で、ああすごいな、まだこんなに元気なんだって。僕が80でハリソンさんは82歳ですか。その姿を見て、やっぱり勇気づけられたし、まだまだ頑張らなきゃなというふうに思いました。とても今回の作品は意味深いものでした。
―MCU初出演のハリソン・フォードの演技を見てどのようなことを感じましたか?
前のインディの時もそうだったんですけど、若い時のインディのシーンがあって、昔こんなの撮ってたのかと思うぐらいに違和感がなくて、素敵で、若い頃のインディがそこに再生されてて、やっぱりアメリカのそういった撮影の技術というものを、素晴らしいなと思いながら見てました。ハリソンさんも本当に元気だなと思って羨ましかったです。
僕は声だけのお手伝いですが、やっぱりそれに負けないように、声にも張りを持って一生懸命頑張ってやりました。
―村井さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
やっぱりまずは、美しいということですね。とても美しい。それでやっぱりスマートだし。セリフなんか聞いてても実にいい感じですね。だから、そういう意味では本当にニューヒーローとして、これからずっとおやりになっていくでしょう。有名で人気あるアメリカン・コミックの作品ですから。やっぱり美しさっていうのは素敵だと思いますね。その美しさにうっとりしながら見てました。
ルース・バット・セラフ役:潘めぐみさん
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―ルース役を担当することが決まった際の率直な気持ちと、潘さんの“ブラック・ウィドウ”に対するイメージ
大変光栄ですし、とても有難いことだと感じています。一度、成就したと思われた夢が、再びこうした形で叶うなんて思ってもみませんでした。
ブラック・ウィドウは、タフな精神力を持ちながらも、自分以外の誰かのためを想い、繋ぎ止め、自らの命を懸けて真っ当しようとする…そんな印象を抱いています。
ルースは、そんな元ブラック・ウィドウとのことですが、彼女のフィジカルやメンタル、ふとした表情感にも、その繋がりを垣間見ることが出来ました。
―潘さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
思いやりの人だなぁというふうに思っています。盾と翼は、彼の心根にも寄り添ってくれているような気がします。誰かのために駆けつけ、断ち切り、守るための戦う力というか。そして、どんなときも彼を信じたくなる。そんな人間力も魅力的です。
サミュエル・スターンズ役:森川智之さん
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―サミュエル・スターンズについて言えること
いま私が言えることはただひとつ、サミュエル・スターンズの吹き替えを再び務めることのみです!本当はファンの皆さんにアツく多くを語りたいです…彼がどう物語にかかわって来るのか…もう劇場で確かめてもらうしかないです。よろしく!
―森川さんの思う、新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンの魅力
新しいキャプテン・アメリカ、サムはとても責任感が強く、情に厚い人物ですね。もし一緒にたたかうようなことがあれば、喜んで背中を預けられる、信頼できる魅力的なキャラクターだと思いますし、たたかい方もスピーディーでスタイリッシュ!それに冷静でもあるので、皆を引っぱりまとめるリーダー的な存在ではないでしょうか。