激アツコメントが到着!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見るべき理由
ハマ・オカモトさん(ミュージシャン/OKAMOTO’S ベーシスト)
「作品の根底にある物語の深さと製作陣のこだわりに感動。多角的に楽しめるのはマーベル作品ならでは!」

今年10周年を迎える自身のバンドOKAMOTO’Sのベーシストとしてはもちろん、他アーティストとの共演でも話題を呼ぶハマ・オカモトさん。2013年にはクリエイターとしての音への情熱とプレイスタイル、ベースへの愛情とこだわりが評価され、楽器メーカーのフェンダー社と日本人ベーシストとして初のエンドースメント契約を交わされました。このハマ・オカモトさんの愛する物への“こだわり”は、ベースはもちろんですが、どうやらマーベル作品においても徹底されているようです。

「これまで公開されたすべてのマーベル作品は、いずれもすばらしいクオリティで完成していました。だからこそフェーズも変わり、しかも過去のアベンジャーズ作品より多くのキャラクターが集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を、149分でまとめられるのかというのが最初に映画の情報が流れて来た時に感じたことです。でも、そんな心配は杞憂でしたね。作品は想像以上にエンタテインメントとして分かりやすくまとめてありましたし、しかも何も知らない人が見ても楽しめるポップな要素もあり、かつ、外国の作品でありながら母国語が違う小さい子が見ても楽しめるという……もう最初に見たときは、ただただ本当に“すごい!!”のひと言でした」

ハマ・オカモトさんはクリエイターならではの視点でも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の偉大さについて熱量の高いトークを展開します。
「マーベルという世界には大勢の人が関わっていて、壮大なプロジェクトになっているのだと思います。作品ごとに、違う監督が制作をしていても、すべての物語は連携されていますし、作品の人気もキープしている。自分も、物を作るひとりの人間として、関わる人々の連帯感や作品に対する愛を感じて、本当に感動します」

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のみならず、“マーベルの作品は物語と、その根底にあるテーマも共感を呼ぶ”とハマ・オカモトさんは語ります。
「アベンジャーズは一見するとヒーロー物で、子どもが見る映画だろう、という勘違いをする人がいると思うんです。でも、決してそうではなくて。例えばアイアンマンは自分が行っていた軍事開発が世界平和を壊す惨劇に加担することになっていたことを知り、自分の至らなさに落ち込みながらも立ち上がって行くという姿が描かれます。また、キャプテン・アメリカは国に従い、国が正しいと信じていたけれど、そこに疑問を感じる姿が描かれている。いずれも社会や組織に組み込まれている大人であれば絶対に感じたことのある葛藤で、それは国や人種が違っても人間がぶち当たるものです。ヒーローでありながらも一個人として感じる揺らぎだったり、絶対的なパワーが人を狂わす姿などをエンタテインメントとして見せつつも、人間ドラマとしてしっかり紡いでいます」

ハマ・オカモトさんが、そもそもここまでマーベルにはまったきっかけは何だったのでしょうか?
「友人にとてもマーベル作品に詳しい人がいて、彼がマーベルの世界について話してくれたことがきっかけです。その話は自分がマーベルに持っていたイメージとは違うものだったので、俄然興味が湧きました。それから友人のおすすめ通り、『アイアンマン』を見て、『インクレディブル・ハルク』と続いて、他の作品も掘っていきました。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』からは劇場で初日に見に行っています」

ちなみに、ハマ・オカモトさんがマーベル作品を見たことがない人におすすめするなら、どの作品でしょうか?
「シリーズ物って“どこから見るの?”、“追いつけないだろうし今さら見られない”と感じる人も少なからずいると思います。でもマーベル作品はMovieNEXのように自宅やタブレットですぐに見ることができるんです。偶然巡り合った作品をまず見て、そこで気になった登場人物の単作を見ることができるのがマーベル作品の魅力。“ロバート・ダウニー Jr. がかっこいい”と思ったら『アイアンマン』シリーズを見ればいいですし、“ロケットがカワイイ”と思ったら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを見ればいい。おもしろくて、こんなに選択肢があるシリーズ作品はそうないですよ!」